大学生の頃、僕は運命の本と出合いました。
それは、えい出版から出ていた『Powder』というムックのvol.5。
既に廃刊になってしまいましたが、当時バックカントリーなるものが全く騒がれていない時代に頑張っていたコアなスキー年刊誌でした。
偶然本屋で立ち読みした僕はそのめくるページどれもに見入りました。
その号はフォト特集号で、誌面のほとんどが神秘的な写真で占められていたのです。
見開きに大きく、何がどうなっているのかわからないが、とにかく格好良いスキーヤー達。
当時の僕には、それがクリフジャンプであったりスプレーであったりすることさえ理解できなかったけれど、
大学の友達がみんなスノーボードばかりだったご時世に「やっぱりスキーってカッコいい!」って思わせてくれたのでした。
運良く学生寮の山岳サークルに所属していたので、
僕はどんどん山スキーにのめりこんでいきました。
滑り重視の僕は冬山を指導してくれるOBさん達の間でも異端児でしたが、
もともと社会では皆様異端児のような人々だったので、全く問題なかったようです。
そうして、また出会ってしまうのです、『UPRISING』(TGR)という一本のビデオに。
当時は外国のスキームービーも数えるほどしか入ってきていませんでした。
僕はオープニングの滑りに衝撃を受けます。
息を呑むような急斜面を大小のターン、エア、地形の凹凸も絡めた美しいラインで滑りきりました。
そして「いつか、僕もこんな一本を滑りたい」そう思ったのです。
この喜びを教えてくれた、僕はこの一冊と一本にとても感謝しています。
僕も誰かに「スキーをやりたい」と思ってもらえる、そう伝えられるようなスキーヤーになる。
それが恩返しだ!
こうして僕は写真や映像に憧れを抱くようにもなっていきました…。
今では対象はテレマークとカヤックに移っていきましたが、
あの頃の熱というか思いというのは今でもくすぶっています。
僕を支えている、いつでも本気で遊びに向かわせる動機づけです。
若い世代の子達が新しいスポーツを始めるきっかけって単純なコトだと思います。
「面白そう」とか「カッコいい」とかでしょう。
好きになってもらったら、自然にそのスポーツのスピリットやソウルは伝わっていくはず。
難しい講釈よりも、まずはやってみたいと思わせなきゃ。
だから現役で遊ぶ僕らが、いつも格好良く遊ぼうよ!
というわけで、作っちゃいました。完成☆カヤック&テレマークDVD♪
パソコン使うことがわけわかめ状態なので、お見苦しい点も多々あるとは思いますが、
一所懸命思いを込めて作ったので、ぜひ観てやって下さい。
ここ三年分、フィールドで遊びまくった活動の記録です。
イッツミー軍団大暴れです。
でも、どなたが観ても楽しめるように頑張りました。
どれも10分前後の短編なので、少しお時間のある時にPSK店舗でご覧下さい。
よろしければ川で会った時など、感想を聞かせていただければ幸いです。
ちなみにマサヨの反応は・・・
よろしくお願いしまーす。
REPORT & PHOTO by LUKA Thank You!